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甘噛

 アトムが小犬の時は良く色んな物を咬みました。

 椅子の足
 机の足
 そして私たちの手です

 小犬の時の歯は細く尖っているので、手は傷だらけでした。目の前に有る物は全て玩具にでも見えるのでしょうか?
 物には体に影響が無いと言われている、苦いスプレーを使ってみましたが、全く効果はありませんでした。スプレーしたそばからその場所をカジカジし「? 」という顔をして、すぐに又カジカジを始めました。たまにクシャミをすることが有るくらいでした。でもそれも可愛いので笑っちゃいました。

 しかし手に対するカミカミ攻撃はなんとかしようと色々試しました。

 「痛い! 」と大声をあげて、不愉快ということを教えようとした。
 噛みだしたら無視して、つまらないということを教えようとした。

 等々です。
 しかし一番効果が有ったのは、良く言われているように、歯が抜け替ったことでした。歯が抜け替ったとたん激しいカミカミ攻撃も影を潜めました。

 しかし全く無くなったわけではありません。それでも身悶えしながら大好きでどうしようも無さそうに、口に私達の手を入れ、強く噛んではいけないことは分かっていて、歯を軽く当てて甘える様子がが可愛いくって、強く止めさせませんでした。
 だから今でも私達の手を口に入れ甘えて来ます。

 首尾一貫して躾ないと効果が無いという良い見本です。

 私はアトムのこの仕草が大好きなので許していますが、時々「痛い! 」と大声であまり良いことではないよと教えようとします。

 私にはそうやって甘えて欲しけど、それを嫌がるかもしれないよその人には止めて欲しい、という矛盾した態度なので止まないでしょうね。

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