ラブラブ団への投稿その2
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 アトムがもうすぐ9ヶ月、少しずつ性格が分かってきたので、以前飼っていた
G・シェパードとの違いについて書いてみたいと思います。

前提条件
(1)G・シェパードはベランダで飼っていた。アトムは屋内で飼っている。
(2)G・シェパードは半年ほど訓練士の元に預けプロに訓練してもらった。アトムは私(しろーと)が遊びながら訓練している。
以上大きな違いが有るのでアトムに限ったことかもしれませんが。

1.下の娘曰く
 「G・シェパードの時は舐められたりすると、ちょっとバッチイ気がしたけど、アトムは何をされても汚くない」と言っています。今もアトムの大好きな氷を自分の口に入れ、アトムに口をペロペロ舐めさせています。

2.上の娘曰く
 「G・シェパードの時はお父さんの犬って気がしていたけど、アトムは私のって感じ」と言っています。「アトムのやることならどんな事でも許しちゃう、何されても可愛い!」と言いながら召使化しています。

3.家内曰く
 「G・シェパードの時は犬を飼っている、という気がしたけどアトムは犬じゃなくて家族が増えたって感じ」と言っています。もっともアトムが家に来て一週間たった頃から「アトムは私が産んだ!!」と言っていました(笑)。今では「実の子供たちよりかわいい!!!」と言っています(爆)。

以上はやはり一緒に生活しているせいでしょうね。G・シェパードもこうしてやりたかった、と家内と二人で時々しんみりしています。

4.御茶ノ水博士曰く
 「G・シェパードの時は俺一人に忠誠を誓っていたけど、アトムは誰にでも尻尾を振って愛想が良すぎる。ちょっとつまらない」と言っています。でも散歩の途中で若い女の子が「可愛い」と寄って来るのを楽しみにしています(なんのこっちゃ)。

5.物より人間が好き
 これはアトムに限ったことだと思いますが、物に固執しません。例えばボールを離さなくって困ると良く聞きますが、アトムは持って来いをさせてもすぐにボールを口から出してしまいます。だからボールを持って来いさせて、私の足元に座った時にはもうボールは足元に落ちています。何とかボールに固執させようと努力しているのですが、なかなかうまく行きません。しょうがないのでボールと一緒に走ります。側で見ていた家内が「アトムはボールよりパパに固執しているみたい」と言っていました。私の後はうれしそうに走って追ってくるからでしょう。

6.命令実行時の違い
 G・シェパードは命令実行時、後先を考えずにまず私の命令を実行しました。どんなに暑くても、股関節形成不全だったので、後ろ足が痛かったでしょうが、そんなそぶりを全く見せず全力で実行し、たぶんぶっ倒れるまで命令に従ったでしょう。私に誉められるのを無常の喜びだと言っているようでした。今思い出しても本当に愛いやつでした、胸がキュンとします。
 しかし、しかしです、ラブってやつはちょっと暑いと「命令だからやるけど暑いからなー」みたいに、だらだら実行し、ちょっと疲れていると「分かっているけどちょっと疲れたからなー」と不承不承実行するんです。まだ子供だからしょうがないと自分を慰めていますが、大きくなってもこのままなのでしょうか(・o・*)ハーッ。
 G・シェパードとの大きな違いは、命令を実行するときに主観を入れているみたいです。アトムの様子をみていると、だから盲導犬が命令不服従できるんだ。と妙に感心しています。頭が良くて命令の意味をすぐに理解するし、実行もするのに、なんだか無条件に命令に従っているという気がしないんです。これはプロの方が訓練すれば違うんでしょうね。

 以上ラブってやつは妙に人間ぽいですね、「人間の心に一番近い心を持った犬」、「人間と同じ遺伝子を持った犬」とよく言われる通り、家族皆の心にしっかり自分の居場所を作って。家内とアトムのことを話していても、気が付くと子供扱いしていて、以前私が嫌っていた「犬バカ」状態になってしまっています。まだ9ヶ月になっていないのに、「アトムが死んだら耐えられない」とバカ夫婦で話しています。


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