クリッカーの音を関連付ける
直線上に配置

クリッカーの音を関連付ける

目的:クリッカーの音とご褒美を関連付けます。

 犬の側で遊びながら、特に意識させなくクリッカーを「カキ」と鳴らし、すかさずご褒美をあげます。アトムの場合は食いしん坊なので、食事としてあげているドッグフードを使いました。当初はまだドッグフードをお湯でふやかしてあげていた時なので、硬い食事に切り替える準備のため、ドッグフードを食べさせる練習を兼ねて用いました。
 「うん!?」と怪訝な表情で、コリコリ食べていました。食べ終わってしばらくしたら又クリッカーを鳴らし、ご褒美をあげる。これを繰り返します。
 この時特に「良し良し」等の誉め言葉をかける必要は無く、機械的に鳴らす->ご褒美をあげる。を繰り返します。(良し良しと声をかけながらでも全く問題無いと思います。私は良し良しと声をかけながらご褒美を与えました)

 これを数日行い、犬が遊んでいる時にクリッカーを鳴らしてみて、犬が「えっ!」と驚いてこちらを見るようになったら、関連付け大成功です。


注意点

1.クリッカーの音をご褒美以外に使わない
 クリッカーになれて、クリッカーの音が大好きになり、音に反応するようになると、クリッカーを鳴らして注意を引きたくなる誘惑に耐えられなくなる時があります。しかし、クリッカーはあくまでご褒美なので、ご褒美以外の使い方はしないほうが犬が混乱しないと思います。

2.ご褒美はあげ続ける
 希望する動作とコマンドを結びつけることに成功し、完全に犬が覚えてしまえば、その都度クリッカーを使う必要はなくなります。
 しかし、一旦クリッカーを鳴らしたら、必ずご褒美はあげたほうが良いと思います。せっかく関連付けられたクリッカー音のご褒美は大切にしましょう。

直線上に配置

プリンタ出力用画面 友達に伝える