ちょうだいを教える
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ちょうだいを教える

 目的:おやつをもらう時などに、可愛いしぐさを教えます

 おやつなどを貰うときに、かわいい仕草をしたら喜ばれるかなと思い、仕草を探していました。
 ちょうど「プーさん座り」と言うと動作を教えていたので、エンコしたままで両手をあげたら、ちょうだいっておねだりしているように見えるなと思い、「ちょうだい」を教えました。

 まずアトムを座らせます。次に「プーさん座り」を誘うように両手をアトムの前に出します。つられてアトムが両手をちょっと上げたので、すかさずクリッカーを「カキ」+一杯誉める+ご褒美です。

 これを繰り返し、アトムがエンコしたまま両手を自由に上げられるようになったら、次はもっと上まで両手を上げるように、アトムをあおって、つられて高く手を上げるように誘導しました。
 もちろん高く手を上げたら、クリッカーを「カキ」+一杯誉める+ご褒美です。

 あとは「ちょうだい」と言うコマンドを付けながら実行させます。

 公園で遊んでいても、おやつをくれそうな人を見つけると、その人の前でエンコして、「ちょうだい」を始めました。
 こんなかわいい仕草をされて嫌がる犬好きはいませんよね。アトムはこれでおやつを一杯もらえました。

 ある時「ちょうだい」をしていた両手がアトムの胸の前で合わさりました。ちょうど拝んでお願いしているように見えたので、こっちの方がもっと可愛いと思い「ちょうだい」のブラッシュアップをする事にしました。

 いつものように「ちょうだい」と言い、アトムに「ちょうだい」をさせます。いつもなら両手が上がったらクリッカーを鳴らしてもらえるのに、今日は鳴らしてもらえません。
 アトムは両手を上げたり下ろしたりして、何とか誉めて貰おうとしています。
 いじらしくって誉めて上げたくなりましたが、心を鬼にして待ちました。

 何度か両手をバタバタしているうちに、偶然両手が合わさりました。すかさずクリッカーを「カキ」+一杯誉める+ご褒美です。

 何度か練習を繰り返し、上手に両手を合わせられるようになりました。

 無視していても、無視している目の端にこの「ちょうだい」を一生懸命やっているいじらしい姿が見えると、ついついアトムの大好きな氷やあげてしまいます

 アトムの強力な武器がまた一つ増えました(^_^;)。

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