トイレトレーニング
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トイレトレーニング

 アトムが我が家に来たときからトイレトレーニングの始まりです。以前のコーナーでご紹介した物をそろえ、アトムの様子に注意します。ちょこちょこ歩いていたかと思うと、いきなり歩きながらオシッコをしてしまうので、なかなかトイレの場所に連れて行けません。また最初はあちらこちらにしてしまうので、場所も特定できません。又居間の半分にビニールシートをひいてあるのに、わざわざひいてない半分側でするわで、もう大騒ぎでした。
 この時注意することは決して叱らず、何食わぬ顔でさっさと拭き取り、消臭剤で臭いをしっかり消しておくことです。このばかちんが、と思いっきりぶん殴ってやりたいこともしばしばでしたが、ここで叱ってもアトムには理解できないし、オシッコをすると叱られると理解されてもいけないので、ひたすらうまくトイレに連れて行け、そこで出来るチャンスを待つしか有りません。そのかわりうまく連れて行け、トイレでオシッコが出来たら一杯褒め、ご褒美もあげました。
 始めにトイレの場所を決めておいたのですが、日にちがたち、アトムのオシッコをする場所が段々分かるようになると、どうも決めておいた場所はいやらしく、違う場所にするので、一番オシッコをする回数が多いところに、トイレを移動しました。
 とにかくトイレの場所を覚えてもらうまでは、アトムから目を離せません。今振り返るとその頃のビデオは全く残っていません。よちよち歩きの可愛い盛りを記録出来ないほど、余裕が無かったんです。
 そわそわしたり、床の匂いをかいでる様子が少しでも見えたら、それーっと抱きかかえてトイレにつれてゆきます。でもこの抱きかかえて走っている最中に、ポタポタポタとオシッコをしてしまったり、もっとひどいときには、ボトボトボトと固形物をもらしてしまい、知らずに踏み潰して、廊下中をウンチだらけにしたこともありました。

 段々トイレに連れていける回数が増え、そろそろ完璧になるかなと思うと、別の場所にオシッコやうんちをされ、がっかりしたことが何回もありました。焦らない焦らないとカミさんと言い合いながら掃除をしました。

 それでもオシッコやうんちをするタイミングや動作が分かりだし、トイレに連れて行ける回数が増え出すと、アトムが自分からトイレに走って行き、用を足したのを初めて見た時は、カミさんと大喜びでした。
 遊んでいる時に急に走り出し、トイレへ行ってちゃんとオシッコやうんちをするのを見た時は、感動しますよ。

 トイレのコマンドは、オシッコを「トイレ」、うんちを「ワンツー」にしました。両方を一つのコマンドで統一しても、全く問題ないと思いますが、何となく分けておいた方が都合がよいかなと思い、区別しました。
 アトムがオシッコの態勢になったときに「トイレ、トイレ」と優しく言い、オシッコが終わったら「トイレ良し、トイレ良し」と一杯褒め、ご褒美をあげました。うんちの時は「ワンツー、ワンツー」ですね。
 段々分かってくるとご褒美欲しさに、少しずつオシッコをし、何回もご褒美をもろおうとします。これも可愛いですよ。
 
アトムの場合はトイレを覚えるのに時間がかかり、何とかできるようになるまで1月掛かりました。その後も何度も失敗し、又散歩を始めるようになり、外でオシッコやうんちをするようになると、混乱したのか屋内で何度も失敗をし、本当にがっかりしました。
 忘れもしません5月の連休初日に、シートをひいてない場所で、大洪水のオシッコをしてしまいました。それが屋内での最後の粗相でした。カミさんと本当にガッカリしながら掃除をしていたのを見て、これではいけないと思い直してくれたように、その日を境にトイレは完璧です。もちろんトイレシートの外側にこぼす事は何度か有りましたが、そんなの失敗じゃありませんよね。
 夜は2、3時間おきにカミさんと起きてさせました。大変そうですが可愛くってちっとも苦になりませんでした。

 トイレトレーニングの心得です
1.絶対叱ってはいけない
2.知らんぷりですぐに綺麗にする
3.焦らない
4.部屋中をトイレだと思い、回数の多い場所にトイレを持って行く
5.うまくできたら一杯褒める
6.うまくできる、失敗するの繰り返しなので、少しのことでガッカリしない
 とにかく気長にです。

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