来いを教える
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来いを教える

 まずは屋内で名前を呼んだら呼んだ人の元へ来ることを教えました。散歩に出られるまでに基本を教えておき、気が散ることの多い外に出てからは、クリッカーとロングリードを併用して教えました。
 ちょっと離れた位置から名前を呼んで「なーに」とこちらを見せます。それから手を叩いて注意を引きつけ、こちらに向かって歩いて来たら、一杯褒めます。お菓子で注意を引いても良いですし、おもちゃでも何でかまいません。呼ばれて側に行けば一杯褒めてもらえるという事を理解させます。
 段々「来い」と言うコマンドを付け、側に来たら「来い良し来い良し」と一杯褒めます。
 ちょこちょこ歩いてこちらに寄って来るのはとっても愛らしいです。
 名前を呼んでアイコンタクトをさせることと、名前を呼ばれたら側に来ることは、やっていてもとっても可愛くて、いつでもどこでもやりました。

 「座れ」、「待て」が出きるようになったら、いよいよ次の段階です。
 まず座らせ、待たせておいてから少し離れ、アトムと名前を優しく呼び、アイコンタクトを取ってから「来い」と言います。ちょっとでもお尻を上げてこちらに来ようとしたら「来い良し来い良し」と元気づけながら、側に呼び寄せます。側まで来たら一杯褒め、ご褒美をあげても良いかもしれません。
 これが良くできるようになったら、次は呼ばれたら呼んだ人の前に行き、お座りをする一連の動作にブラシアップしました。
 呼んで私の目の前まで寄ってきたら、目の前に大好きなドッグフードを出し、自分の正面すぐ前まで誘導し、そのまま「座れ」を教えたときのように、餌をアトムの頭の後ろの方に動かし、それにつられて座れをさせます。座ったら「来い良し来い良し」と一杯褒め、呼ばれたら側まで来て、目の前で座るんだよということを理解させます。

 以上で家の中で「来い」が出きるようになりました。後は散歩が出きるようになり、外に慣れてから気が散る中でも出きるようになれば、もう十分ですね。

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